LINE連携があるチャットボットは36製品|Webサイト以外の接点
89製品中36製品。BtoC寄りの用途で効く機能で、この比率はBtoB向けとBtoC向けが同じカテゴリに混在していることの表れでもあります。「LINE連携」の3つの中身も整理します。
LINE連携があるチャットボットは36製品
掲載しているチャットボット・Web接客ツール89製品のうち、LINE との連携を明記していたのは36製品でした。40%にあたります。
| チャットボットの軸 | 記述があった製品数 | 89製品中 |
|---|---|---|
| 生成AI搭載 | 58 | 65% |
| 有人チャットへの切り替え | 55 | 62% |
| CRM・MAとの連携 | 39 | 44% |
| LINE連携 | 36 | 40% |
4割という数字は、Web サイト以外の接点をどこまで見るかで意味が変わります。
LINE連携が効くのは、BtoC寄りの用途
BtoB のサイトでは、訪問者が LINE で問い合わせてくる場面はあまりありません。LINE連携が効くのは次のような場合です。
- 店舗・サービス業。予約、営業時間の確認、キャンペーンの案内。LINE のほうが日常的に使われています。
- EC。配送状況の確認、返品の手続き。問い合わせの多くが定型で、ボットで完結しやすい領域です。
- 採用。応募者との連絡。メールより開封され、返信も早い傾向があります。
- 既存顧客のサポート。BtoB でも、契約後の窓口として使う例があります。
逆に、新規の見込み客をサイトで捕まえる BtoB の用途では、LINE連携は優先度が下がります。89製品中36製品という比率は、BtoC 向けとBtoB向けの製品が同じカテゴリに混在していることの表れとも読めます。
「LINE連携」の中身も分かれる
1. LINE公式アカウントでボットを動かす
友だち追加した人との会話を、同じシナリオで自動応答する形です。Web サイトと LINE の両方に同じボットを置けます。
2. Webの会話をLINEへ引き継ぐ
サイトで話し始めた訪問者に友だち追加してもらい、以降のやり取りを LINE に移す形です。相手を識別し続けられるため、後追いの連絡ができます。
3. 通知を LINE に送るだけ
問い合わせが入ったことを担当者の LINE に飛ばす、という運用側の機能です。訪問者との会話には関係しません。
比較表の○はこの3つを区別していません。期待しているのがどれかを決めてから、公式サイトで確認してください。
確認の進め方
- まず、LINE が本当に要るかを決める。BtoB で新規獲得が目的なら、優先度は高くありません。有人切替やログ分析のほうが効きます。
- LINE公式アカウントの費用を別に見る。ツールの月額とは別に、配信数に応じた LINE 側の費用がかかります。
- 友だち情報を他のツールに渡せるか確認する。CRM・MA連携がある製品なら、LINE で得た情報を顧客データと結び付けられます。この軸があるのは39製品です。
この記事の集計について
集計対象は、当データベースで公開している397製品です。各製品の公式サイトを確認して記録した値を集計しており、他社の比較記事は参照していません。空欄は「機能がない」ではなく「公式サイトに記述が見つからなかった」という意味です。集計時点は2026年8月です。