SEOツール63製品の機能内訳|調べる機能と測る機能は別の軸
上位3つは競合分析38・キーワード提案35・内部対策診断33と、いずれも施策前の調査機能。順位トラッキング25とSearch Console連携30が下位に来る理由と、目的別に要る軸を整理します。
SEOツール63製品に、6つの軸で記述があった数
掲載している SEO・コンテンツカテゴリの63製品について、公式サイトに記述があった数を数えました。
| 比較軸 | 記述があった製品数 | 63製品中 |
|---|---|---|
| 競合分析 | 38 | 60% |
| キーワード提案 | 35 | 56% |
| 内部対策診断 | 33 | 52% |
| Search Console連携 | 30 | 48% |
| 順位トラッキング | 25 | 40% |
| AI記事作成 | 9 | 14% |
上位3つは「調べる」機能
競合分析・キーワード提案・内部対策診断が並んでいます。いずれも施策を打つ前の調査にあたる機能です。どのキーワードを狙うか、競合が何で上位にいるか、自社サイトに技術的な問題がないか。SEOツールの主戦場はここだと分かります。
これらの機能は、独自に収集した検索データを持っているかどうかで質が決まります。同じ「キーワード提案」でも、収録キーワード数と更新頻度で結果が変わるため、○が付いているかよりデータの規模を確認したほうが判断できます。
意外に少ない「順位トラッキング」と「Search Console連携」
SEOで最も基本的に思える2つが、下位に来ています。
順位トラッキングが40%にとどまる理由
狙ったキーワードの実際の掲載順位を毎日測るには、検索結果を取得し続ける仕組みが必要です。これには外部のデータ提供元との契約が絡むことが多く、機能として持たない製品が一定数あります。調査系の機能に特化し、順位の追跡は別ツールに任せる設計です。
Search Console連携が48%の理由
Search Console は Google が無料で提供しているため、「そちらを見てください」という立場を取る製品があります。ただし連携があると、表示回数・クリック・CTR・平均掲載順位を自社ツールの画面でまとめて見られます。複数のツールを行き来する手間を減らせるかどうかの差です。
組み合わせで見る
この6軸は、目的によって要るものが変わります。
| やりたいこと | 要る軸 |
|---|---|
| これから狙うキーワードを決めたい | キーワード提案/競合分析 |
| 打った施策の効果を測りたい | 順位トラッキング/Search Console連携 |
| サイトの技術的な問題を見つけたい | 内部対策診断 |
| 記事を書く手間を減らしたい | AI記事作成 |
調査だけの製品を入れると、施策を打ったあとに効果が測れません。逆に計測だけの製品では、次に何を狙うかが決まりません。調査と計測は別の軸なので、両方が要るかを先に決めてください。
確認の進め方
- 順位トラッキングは登録できるキーワード数を見る。数十件までという製品が多く、上限が実用性を左右します。
- 競合分析は対象ドメイン数を見る。1社だけなのか、複数を並べられるのか。
- Search Console連携は、どこまで取り込めるか確認する。キーワード別だけの製品と、ページ別・インデックス状況まで見られる製品があります。
- 検索順位の先まで見たいなら、別の軸が要る。「検索から来た人がCVしたか」を追うには、アクセス解析やMAとの連携が必要です。
この記事の集計について
集計対象は、当データベースで公開している397製品です。各製品の公式サイトを確認して記録した値を集計しており、他社の比較記事は参照していません。空欄は「機能がない」ではなく「公式サイトに記述が見つからなかった」という意味です。集計時点は2026年8月です。