利用シーン12軸で397製品を分類した|やりたいことから探すときの分布
カテゴリが分からない段階の人向けに、目的から探せる12シーンに397製品を分類しました。上位は「既存システムとつなぎたい」157製品。分類を比較軸から機械的に導いている理由も説明します。
「何のツールか」ではなく「何をしたいか」で分けた
当データベースには、カテゴリとは別に「利用シーン」という軸を用意しています。MA なのか SFA なのかが分からない段階の人が、やりたいことから製品にたどり着けるようにするためのものです。12のシーンに397製品を分類した結果です。
| 利用シーン | 該当した製品数 |
|---|---|
| 既存システムとつなぎたい | 157 |
| 問い合わせ・CVを増やしたい | 112 |
| 社内のセキュリティ要件を満たしたい | 106 |
| 外出先・スマホで使いたい | 94 |
| メールで見込み客を育てたい | 65 |
| 検索からの流入を増やしたい | 63 |
| 商談・案件の進捗を管理したい | 62 |
| 海外・多言語で使いたい | 55 |
| 広告の費用対効果を上げたい | 49 |
| 顧客情報を一元管理したい | 47 |
| 少人数・低予算で始めたい | 29 |
| サイトに来た企業を知りたい | 7 |
分類は、比較軸から機械的に導いている
この分類は本文の文章から判定していません。すでに公式サイトで確認して○を付けた比較軸と、所属カテゴリだけを使って導いています。
本文のキーワードで判定する方法は、実際に試して精度が出ませんでした。提供会社の技術説明を製品の機能として拾ったり、「対応しておりません」という否定文を対応と判定したりします。根拠を示せない分類になるため、この方法は採っていません。
| 利用シーン | 導出に使った軸 |
|---|---|
| サイトに来た企業を知りたい | 匿名訪問者の企業特定 |
| 問い合わせ・CVを増やしたい | LP作成/フォーム作成/ポップアップ+チャットボットカテゴリ |
| メールで見込み客を育てたい | シナリオ配信/ステップメール/メール配信 |
| 商談・案件の進捗を管理したい | 案件管理/案件パイプライン/売上予測 |
| 顧客情報を一元管理したい | 顧客・担当者管理/対応履歴 |
| 外出先・スマホで使いたい | スマートフォンアプリ/スマホ入力 |
| 既存システムとつなぎたい | API連携 |
| 社内のセキュリティ要件を満たしたい | セキュリティ認証/SSO |
分布から見えること
上位3つは「条件」であって「目的」ではない
最も多い「既存システムとつなぎたい」157製品、次いで「セキュリティ要件」106製品は、どちらも候補を絞る条件です。これらだけでは何のツールを買うかは決まりません。目的のシーンで候補を作り、この2つで絞り込む、という順番になります。
「サイトに来た企業を知りたい」が7製品しかない
最も少なかったシーンです。フォームを送っていない訪問者の会社名を判別する機能は、IPアドレスと国内の法人データベースの突き合わせが必要で、これを持っている製品が限られるためです。BtoB でこの機能が要るなら、最初の絞り込み条件にしてしまうのが早いということでもあります。
「少人数・低予算で始めたい」も29製品
無料プラン・初期費用なし・料金公開のいずれかに該当する製品です。397製品のうち金額を公開しているのが19製品しかないため、この数字は「安い製品が29しかない」ではなく「安く始められると事前に分かる製品が29しかない」と読んでください。
使い方
カテゴリが決まっていない段階では、目的のシーンから入って候補を作り、そのあと条件のシーン(連携・セキュリティ・予算)で絞ってください。カテゴリが決まっているなら、比較表で軸ごとに見たほうが早く判断できます。
この記事の集計について
集計対象は、当データベースで公開している397製品です。各製品の公式サイトを確認して記録した値を集計しており、他社の比較記事は参照していません。空欄は「機能がない」ではなく「公式サイトに記述が見つからなかった」という意味です。なお広告運用・SNS埋め込みウィジェット・フォーム営業の3カテゴリは比較軸の記録が進んでいないため、集計に現れる数は実態より少なくなっています。集計時点は2026年8月です。